窮屈なCMS導入(3)

newspaper02.jpgまた、別の見解・見方もある。

パッケージソフトでWEBサイトを制作している制作会社にしてみれば、CMS利用は面倒で、商談になっても対応しずらい。顧客とCMSの話題になると、欠点をあげて、従来手法に落ち着くようにしてしまう。

まあ、理解できそうな話だが、これで良いのか、不安と疑問だらけの世界が見える。

媒体として、WEBサイトと競合しそうでしない、印刷会社の方とお話ししていると、ほとんど情報としてのコンテンツ管理の必要性を感じていないので驚いた。
同じような仕事のWEBサイト構築側がこれだけCMS の導入を急いでいるのに、危機感すら感じていない様子だ。旧媒体になりつつある紙への印刷が感性を失いかけているのだろうか。情報が動き、管理されることなど、まったく、自身と関係ないと考えている様子には、何か不気味なものも感じてしまう。

CMS導入をめぐるこの「窮屈さ」と「閉塞感」は何故だろう。
身の回りに増えつづける情報を何とか一括して、しかもスムーズにしたい管理者と理解したいが利用できない協業者。あまりにも緩やかなCMSの定義と活用。それぞれが、うまく共鳴しあえばいいのだが、何かはっきりしないままCMS導入が進んでいる。

まあ、そんなに悲観的に、問題視することもないかもしれない。CMSの導入も急激に動くことはないのだろう。それどころか、必要あるなしの論議も重要だ。問題点も、感性も、試行錯誤の中で少しずつ解消され、磨かれるに違いない。

もう、発信した情報が共鳴しあっているようなWEB世界と無縁でいるわけにいかないのだから。

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